免疫力と鍼治療とコロナ

コロナウィルスが流行し始めてからよく聞くことが、免疫力の低い人に症状が出やすい、重症化し易い。

風邪を引くと、鼻水が出て、くしゃみが出て、咳が出る。これらは粘膜でバリアーになってウイルスを排除している。それから発熱したり、だるかったり、頭痛が出る。これらは体の中で免疫細胞がウイルスを食べたり、抗体を作ってウイルスを退治しようとしている。

 

鍼治療をすると副交感神経が優位になって免疫細胞の活動が活発になる。免疫物質の産生も増えることでウイルスを破壊する力が向上する。

 

鍼治療をすると粘膜や皮膚が丈夫になってウイルスやばい菌の侵入が減る。ひび割れた手や指にはばい菌が住み着きやすい。実にひび割れた手で作った食事で食中毒になった事例もあったとか。

 

では鍼治療はコロナに効くのか?とよく聞かれる。

まず鍼治療で免疫力を上げていきたい。かからない、発症しない体にしたい。

発症したら人に感染しないように隔離して、移さなくなったら鍼治療で体を立て直してほしい。高熱や咳などで体は弱り、だるさや咳が長引くそうだが、ここも鍼の出番のようだ。

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