肩こりについて

多くの方が悩んでいる痛み

国民生活基礎調査によれば、女性が訴える自覚症状の第1位が肩こりです。
肩こりの中には、骨や神経の異常によって起こる危険なものもあり、症状が酷い場合や長引いているときは専門医に診てもらわなければならない場合もあります。

肩こりの主な症状

肩の痛みはもちろんですが、他にも首すじや首のつけ根から肩または背中にかけて張っている、凝っている、痛いなどの違和感を感じて頭痛や吐き気を伴うこともあります。

肩こりに関する筋肉はいろいろありますが、症状をもたらすのは首の後ろから肩、背中にかけて張っている僧帽筋という幅広い筋肉です。そして筋肉も影響しており、僧帽筋や頭半棘筋、頭・頚板状筋などが挙げられています。

肩こりの原因

肩こりの原因として考えられているのが、重い頭を支えている首や二本の腕の重さが肩に集中するためです。肩こりの原因になるようなことをしなくても、普通に生活しているだけで肩はこってしまう箇所ということでしょう。

また、動作や姿勢が肩こりの原因になることもたくさんあります。首や背中に力が入りつっぱるような姿勢で作業を続けたり、前かがみや猫背の悪い姿勢も肩こりになります。

これ以外にも運動不足やストレスなでも引き起こしますし、連続して長時間同じ姿勢をとっていたり、ショルダーバッグなど重いものを同じ方向の肩にかけ続けているのも肩こりの原因となるのです。冷やしすぎもよくありません。

その他の症状や原因

年齢を重ね加齢によって起こる肩こりは四十肩・五十肩と言われ、手が上に上がらないほどの重症になる人がいます。これは肩関節の骨や軟骨、筋肉などのわずかな変化が重なり慢性的に軽い炎症が起き肩が痛んで動かしにくくなり手が思うように上がらなくなるのです。

首と肩の境目に位置し、血管や神経が通っている胸郭出口が狭いために血管や神経が圧迫されている状態でも肩こりは起きます。腕を上げると痛みが生じたりしびれたりし、若い女性に多くみられます。

首や肩に関係しない他の原因で肩こりが起きる場合もあります。内臓の病気や高血圧、心臓や肺の病気、眼精疲労や白内障、眼鏡が合わない、歯の噛み合わせが悪いなどさまざまなことで生じるのが肩こりです。

中年の女性では、更年期障害の症状として現れることもあります。

こうした何らかの原因で起きることがほとんどですが、肩こりになる原因がまったく思い当たらず生じることもあります。これは本態性肩こりと呼ばれ、検査をしても原因が特定できません。

肩の痛みでお悩みの方は当院へ

肩こりにならないためには正しい姿勢を心がけて、ストレッチをして血行を良くしたり、同じ姿勢を続けないようにすることが重要です。当院ではそれらの方法をお伝えすることが出来るのに加えて、専門知識を持ったプロが症状の原因をさぐり、適切な方法で根本から早期改善を図ります。

肩の痛みや違和感でお悩みの方はまず当院へご相談下さい。

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